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東海大甲府、渡部弾で5年ぶりV!山梨学院4連覇で止めた

七回、勝ち越しソロを放つ渡部。夢はプロ入りだ (撮影・渡辺浩)
5年ぶりの頂点を決め、喜びを爆発させる東海大甲府ナイン。左手前は山梨学院の最後の打者、栗田

 今夏の甲子園大会、地方大会の中止を受けて都道府県高野連が独自に開催する代替大会は13日、各地で行われ、山梨の決勝では、東海大甲府が5-4で山梨学院に勝利。5年ぶりに夏の山梨王者となった。プロ注目の渡部海夢(かいむ)外野手(3年)が4-4の七回に、右翼場外へ決勝のソロ本塁打を放った。香川の決勝は尽誠学園が高松商を5-0で下して優勝した。

 打球の行方を確認すると、ヒーローは高々と右腕を突き上げた。4-4の七回1死。東海大甲府の4番・渡部が放った打球は、右翼場外へ消えた。宿敵・山梨学院を打ち破る決勝アーチだ。

 「インコース、やや真ん中寄りの甘いストレートを、コンパクトに振り切った。100点満点の本塁打です」

 昨夏の山梨大会決勝と同じ組み合わせ。1年前は4-5で敗れた。今年も一回に2点を先制され、厳しいスタートだったが、四回に代打・近藤秀吾の適時打などで4点を奪って逆転。五、六回に1点ずつ失って追いつかれたが、主砲の一発で、ちょうど同じスコアでリベンジに成功した。

 伊達大我主将は「山梨学院を倒すために、粘り強い野球を身に付けてきた。『練習は嘘をつかない』は正しかった」と胸を張った。夏の山梨大会は昨年まで山梨学院が4連覇。東海大甲府は5年ぶりにストップをかけ、14度目となる夏の山梨ナンバーワンに輝いた。

 渡部は兵庫・宝塚リトル時代の2学年上に、広島に2019年ドラフト1位で入団した小園海斗がいた。先輩と同じ左打ちの強打者として注目されており、11日にプロ野球志望届を提出した。

 「3歳から野球をやってきて、プロは夢なので実現させたい。小園さんのような選手になりたい」と渡部。この夏は地方大会を制しても踏めない甲子園の土は、プロ野球選手となって踏みしめる。

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