七回のピンチで降板した高梨(右)と同点3ランを浴びたマクガフ(撮影・長尾みなみ) (セ・リーグ、ヤクルト3-6広島、6回戦、ヤクルト3勝2敗1分、4日、神宮)ヤクルトは逆転負けを喫し、1分けを挟んで今季初の3連敗。2位は守ったが、3位・DeNAとのゲーム差はなし。高津臣吾監督(51)は厳しい表情を浮かべた。
「連敗という言葉には、われわれは敏感だしね…。できるだけ連敗は短いほうがいい」
3-0の七回。先発の高梨がピレラを捕邪飛に打ち取り、2死一、二塁の場面でマクガフを送り出した。だが、長野に同点3ランを被弾。既に118球を投げていた高梨の降板について、指揮官は「このタイミングかなと思って代えました」と説明した。
八回は、救援で好投を続けてきた清水が田中広に勝ち越し3ランを浴びた。それでも「勝負事なので負けることもある。反省して次を戦うことが大事」と高津監督。前を向いて、進むだけだ。(赤尾裕希)
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