ソフトバンクは1日、長谷川勇也外野手(35)が新型コロナウイルスの陽性と判定されたと発表した。
球団の発表によると長谷川は7月31日の就寝時、喉頭に若干の違和感と37・3度の微熱があった。1日に起床すると喉頭の違和感は消失したが37・2度と微熱は継続。病院でPCR検査を受けたところ、午後3時ごろに陽性反応が出た。
長谷川は7月30日のウエスタン・阪神戦(タマホーム筑後)にも「4番・左翼」にて出場。同31日も午前8時から午後2時まで練習に参加していたという。
長谷川自身の行動履歴を調査したところ、1軍の監督、コーチ、選手、スタッフとの直接の接触はなかった。しかしファーム施設を利用しており、1軍への感染の可能性を否定できないことから2日の西武戦(ペイペイドーム)は中止と決定。監督、コーチ、全選手やスタッフへのPCR検査の実施する。タマホーム筑後も終日閉鎖とし、全施設の消毒を行う予定だと発表した。
長谷川は2007年にソフトバンクに入団。13年には打率・341、球団記録となるシーズン198安打も記録した。今季も開幕スタメンを射止めたが、7月7日に「右脇腹の筋挫傷」で登録抹消。リハビリからの調整を終え、実戦復帰したばかりだった。