笑顔でひざの上に乗るチェルシーに石川は「表情でいろいろな感情を伝えてくれるところもかわいい」とゾッコン=東京・広尾(撮影・矢島康弘) 芸能人が愛するペットを紹介する大型企画に、モデルで女優、石川恋(27)が溺愛する愛犬、チェルシー(トイプードルのメス、5歳)を連れて登場。女子が最もなりたいボディーの持ち主である人気モデルも、自身より愛犬の写真写りを気にするなどまな娘にメロメロ。寝顔もそっくりというチェルシーとの私生活を明かした。(取材構成・宮越大輔)
カメラマンを前に、チェルシーが大好きなご主人様と午後の公園をランウェイばりに闊歩すると、日向ぼっこしていたワンちゃんたちもくぎ付けに。代わる代わるあいさつに訪れるなど石川同様、モテ女子ぶりを見せつけた。
「私の顔より、チェルがかわいい写真をお願いします!」
ひざの上にポンと飛び乗った愛犬を優しく抱きかかえた石川は、モデルらしからぬ懇願。あふれる母性をのぞかせた。
娘との出会いは大学3年生。少し前に金髪姿でカバーモデルを務めた書籍「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」が話題となり、仕事が増え始めた頃だった。
実家でミニチュアダックスフントを飼っていたこともあり、犬との生活を望んでいた石川は奨学金の返済も終わり、「親に頼らず、お仕事のお給料で生活ができるようになった」ことから飼育を決意。ネット上で赤ちゃんだったチェルシーを見つけて一目ぼれし、翌日には会いに行って家族になった。
名前は「響きがかわいい」と命名。性格は「人懐っこい」といい、「誰にでもすぐおなかを見せちゃう。警戒心がなさすぎて、誘拐されても犯人におなかを見せると思います」と困り顔。甘え上手で「私が寝るときはベッドで待っていて、くっついてくる。人間だったらモテそう」と女子力は高め。観察力も鋭く、石川が自宅でランニングマシンや筋トレ、台本を読むときなど集中するときは自らハウスに戻るお利口さんだ。
似ている部分は「寝相がすごく悪い」と即答。「白目をむいたりいびきをするのですが、私も同じで昔から親に『寝顔が本当に不細工』と言われる…」と思わぬ遺伝に苦笑いする。
それでも、仕事の合間にチェルシーの写真を見るなどわが子への愛情は深く、「親になるってこういうことなのかな」と笑顔。「この子が世界一かわいいと思っているので、友達から『目が離れていてかわいい』『目が小さいところがかわいい』って言われると、『離れてもないし、小っちゃくもないから~!』ってびっくりします」と親バカ全開だ。