小川が開幕4連勝。敵地で声援を送ってくれた燕党に帽子を振った(撮影・榎本雅弘) (セ・リーグ、広島4-9ヤクルト、4回戦、ヤクルト3勝1敗、18日、マツダ)ヤクルト・小川泰弘投手(30)が6回2失点で無傷の開幕4連勝。勝利数でリーグ単独トップに立ち「野手に助けられた。昨日は嫌な負け方だったので、意地を見せたかった」とうなずいた。
粘りが勝利を呼んだ。変化球を低めに集め、尻上がりに調子を上げた。二回は自ら右前適時打。2-2の四回には青木の本塁好返球もあり、逆転を許さなかった。
開幕投手の石川が離脱する中で「若い投手も増えた。コミュニケーションを取りながら一緒に頑張りたい」と責任感も増している。昨季は5勝12敗。小川の「再生の年」と位置付ける高津監督は「序盤に重い形になっても、中盤まで投げることができている。それが勝つ要因になっている」と評価した。(長崎右)
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