5回、汗をぬぐう広島・森下=マツダスタジアム(撮影・門井聡) (セ・リーグ、広島1-5DeNA、5回戦、広島3勝2敗、9日、マツダ)広島のドラフト1位ルーキー森下が本拠地で初登板し、5回8安打2失点でプロ初黒星を喫した。制球がばらつき、一回に2死から4連打を浴びて2点を先行された。毎回走者を背負いながらも二回以降は粘り、6三振を奪ったが「投げきらないといけないところもあったし、高めに浮いてしまったところもあった」と悔やんだ。
先発予定だった7日の試合が雨天中止となり、プロ初勝利を挙げた6月28日の中日戦から中10日で登板。「しっかりメニューをこなして、間隔を気にせず、自分の投球ができるようにしっかり調整したい」と臨み、初めてという雨中のマウンドで122球を投げた。
佐々岡監督は「球数が増えた中で五回を投げきった。悪いなりに最低限はやってくれた」と評価した。今回は無観客の本拠地だったが、次はファンの前で、あいさつ代わりの勝ち星を目指す。
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