【ニューヨーク6日(日本時間7日)=竹濱江利子通信員】大リーグ機構(MLB)は今季シーズンのスケジュールを発表。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、各チーム両リーグの同地区とのみ対戦する。
田中将大投手(31)が所属するヤンキースは、7月23日(同24日)に、昨季のワールドシリーズ覇者、ナショナルズと敵地、ワシントンDCで開幕戦。昨季超大型契約で新加入したゲリット・コール投手とサイ・ヤング賞3度のマックス・シャーザー投手が開幕投手として見込まれている。
注目の日本選手対決は筒香嘉智外野手(28)=前DeNA=が所属するレイズと巨人からブルージェイズに移籍した山口俊投手(32)が開幕シリーズの7月24日(同25日)からレイズの本拠地で3連戦、いきなりメジャー1年目対決が実現する可能性が高まった。
メジャー7年目ベテラン、田中のヤンキースとレイズの初対戦は8月6日からレイズ本拠地で3連戦、ヤンキース対ブルージェイズは10試合全て9月に行われる。
今季オフにツインズに移籍した前田健太投手(32)は、ダルビッシュ有投手(33)が所属するカブスと9月18日から3試合対戦する。
大谷翔平投手(26)が所属するエンゼルスはアスレチックスと敵地、オークランドで7月24日(同25日)から4連戦が行われる。投打の二刀流での復活を期す大谷は、メジャー1年目、2018年の起用法にならえば、開幕戦にはDHとして打者出場、2戦目は欠場して先発投手の調整に努め、第3戦(26日=日本時間27日午前5時10分開始予定)に先発投手としてのメジャー復帰が見込まれる。