米大リーグ、ツインズの前田健太投手(32)が5日(日本時間6日)、3イニングを想定した実戦的な投球練習を行い、49球を投げた。練習後にオンラインでの会見に応じた。
「いいボールも悪いボールもあった。最初の登板なので、ばらつきはあった」
1イニングに打者4人、1打者につき4球を目安に投じたという。今後は、中4日か5日のペースで実戦形式の調整を行うスケジュールだ。
直球の最速を問われると「98マイル(約158キロ)くらい」とジョークを飛ばしつつ、「(実際は)92マイル(約148キロ)です。3イニング目になると90マイル(約145キロ)を切るボールが出てきた。少しバテた感じもあった。投げる体力も戻していかないといけない。初回の球速は思っていたよりも出ていて(感触は)悪くなかった」と振り返った。
「力強く投げられた。フォームのバランス、細かい制球はまだまだ」とマエケン。オンラインの画面越しでも表情は明るく、順調な調整をうかがわせた。