テレビ中継で解説を務める山本浩二氏=東京ドーム(撮影・福島範和) 肺がんなどを患っていた「ミスター赤ヘル」こと元広島監督の山本浩二氏(73)が25日、CS放送の日テレジータスで巨人-広島(東京ドーム)の解説を務めた。
2月7日に巨人の宮崎キャンプを訪れ、昨年にぼうこうがんと肺がんで、4度の手術を受けたことを告白。胆石除去や気管支系を含め計7度の手術を受け、入退院を繰り返す壮絶な闘病生活を送っていた。
テレビ解説で球場を訪れるのは昨年4月16日の巨人-広島(鹿児島)以来、約1年2カ月ぶり。
「おかげさまで元気になっています。開幕が待ち遠しかった。お客さんはいないけど、(選手の)真剣さはよく分かります」と話した。試合前、原監督が帽子を取って放送席に向かってあいさつをしてくれたことには「(原監督には)心配してもらって、ありがたいですよね」と感謝した。
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