2回、本塁打を放つロッテ・井上=ペイペイドーム(撮影・村本聡) ロッテの井上晴哉内野手(30)が21日、ソフトバンク戦(ペイペイドーム)の二回の第1打席で、プロ初登板となったドラフト3位・津森からバックスクリーンに飛び込む1号満塁本塁打を放った。
ソフトバンク先発の二保が前打者・中村奨への頭部の死球で危険球退場。急遽(きゅうきょ)プロデビューを飾った津森のフルカウントから8球目、148キロの真っすぐを見逃さなかった。高く上がった飛球はぐんぐんと伸びバックスクリーン右横付近に飛び込んだ。
井上は「打ったのはストレートです。奨吾が(中村)デッドボールを受けましたし、満塁のチャンスでもあったので、ここで何とか先制できるようにと思っていました。打ててよかったですし、最高の形になりました。今日は父の日?おやじのようなおやじになりたいです」とコメント。
チームメートらに「エアタッチ」で祝福された後、低い姿勢で手刀を切る形の自ら命名した新パフォーマンス「うっしゃし」を披露した。
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