不定期連載の10回目は、関東学院大のWTB萬田開人(4年、宮城・仙台育英高)。昨季はリーグ戦2部2位で入れ替え戦へ回り、1部7位の拓大に31-28で勝利。3季ぶりの1部復帰を決めた。今季は2011年度以来となる「大学選手権出場」を目標に掲げる。(聞き手・阿部慎)
--3季ぶりの復帰
「まず1部でやれることに感謝したい。遠くばかりを見すぎずに、一つ一つの勝負にこだわっていく」
--新型コロナウイルスの影響で、現在は活動を自粛中
「ジムなどでトレーニングするのも非常に厳しい状況だが、できることはある。自分たちに足りないものは、個々が一番理解している。個人練習で、自分で足りないところを見つけてやる」
--活動自粛前のチームの雰囲気は
「練習から4年生がよく声を出していた。いい仕事を後輩たちに見せていくことが大事。4年生の頑張りが、下の代にも伝統的に伝わるようにしたい。いいスタートは切れた」
--主将として
「自分から率先して嫌なこと、つらいことに取り組んでいきたい。日常面での雑用から、皆に任せずにやる」
--目標は
「大学選手権出場。最終学年で1部でラグビーができることに感謝して、楽しんでラグビーがしたい。最高の舞台を楽しみたい」
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