自民党の河井案里参院議員(46)=広島選挙区=の陣営による公選法違反(買収)事件で、広島県安芸太田町の小坂真治町長は2日、案里氏が同党候補として公認された後、夫の克行前法相(57)=自民=から昨年4月頃に現金20万円が入った封筒を受け取っていたと明らかにした。広島県内の首長で克行氏からの現金受け取りを認めたのは初めて。
また克行氏が案里氏の公認後、広島市議の男性に現金十数万円を渡していたことも分かった。この男性を含む広島市議約10人が取材に対し、広島地検から任意聴取されたと認めた。
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