国際政治学者、三浦瑠麗氏(39)が15日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜前10・0)に出演。新型コロナウイルスの感染拡大による経済への影響に危機感を示した。
番組では新型コロナウイルスの感染拡大について特集。コメントを求められた三浦氏は、学校の休校要請について「子供を家に移したからといって感染が抑えられるわけではないというのが現場の実感ではあるんですよ。例えば移動がかえって増えたりするんですよ。おじいちゃん、おばあちゃんを呼んで助けを求めたり、職場に連れて行く方が電車に乗ったりするんで」と疑問を呈した。
「合理性を感じない」とした上で、「いざというときにやれましたっていう自信はあります。わたしたちは近隣の人たちを預かってやってますし」と、自身を含めて急な政府の要請に応えている国民を称賛。そして「オペレーションをやっているのは末端の私のような母親たち。政府がうまかったわけじゃない」と私見を述べた。
再度「日本国民は優秀なんですよ。いざやれと言われればやれる」と主張し、政府に対して「責任をもって経済の見通しを示してくれないと。私達がどんなにうまく自粛したり、休校措置に対する対応を頑張っても経済が死んだら終わり。それは経済vs命ではなく、命vs命。コロナで死ぬ命と、経済で死ぬ命は等価なんです」と力説した。
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