阪神のドラフト1位・西純矢投手(18)=創志学園高=が13日、関西国際大との練習試合(鳴尾浜)で実戦初登板した。直球で空振り三振を奪うなど最速149キロを計時し、1回1安打1失点。2位・井上広大外野手(18)=履正社高=も実戦3発目を放ち、楽しみなルーキー2人の躍動に矢野燿大監督(51)は「見たくなる」と声を弾ませた。
「4番・右翼」のD2位・井上は四回無死二塁で左翼へ実戦3号。ドラフト候補左腕・武次春哉投手のチェンジアップをすくい上げた。「センター方向を意識していました。1打席目は迷ってしまった。2打席目はしっかり振って打つことができた」。1打席目に空振り三振に倒れたチェンジアップに対応。七回の中犠飛で1安打3打点だ。これで実戦11試合で28打数7安打(打率・250)3本塁打11打点。3月8日の巨人戦(甲子園)で適時二塁打を放つなど1軍2試合を経験(3打数1安打)した大砲が、無限の成長を続けていく。
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