ボクシングの東京五輪アジア・オセアニア予選を終えた日本代表が13日、アンマンから成田空港に帰国した。女子はフライ級の並木月海(自衛隊)、フェザー級の入江聖奈(日体大)が日本女子初となる五輪出場権獲得。並木は「すごくうれしい。東京でしっかり金メダルをとって、女子アマチュアボクシングを少しでも有名にできたら」と語った。
入江は五輪を決めた準々決勝を振り返り「世界選手権で負けた相手だったのでリベンジできた。今までで一番うれしかった」と満面の笑みで話した。
日本男子の五輪出場決定第1号となった男子ウエルター級の岡沢セオン(鹿児島県体協)は「いい報告ができることの安堵感がすごく大きい」と表情を緩めた。新型コロナウイルス感染拡大による五輪の延期の可能性については「自分たちがどうにかして影響を与えることは難しい。延期になろうと予定通りだろうと、いい準備をしたい」と語った。
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