男女合わせて3人が自力で東京五輪出場権を獲得した日本だが、新型コロナウイルスの影響で強化面の悩みは深い。入国制限により海外の大会参加などが難航。国内も各大学が卒業式などを中止にしているため、大学の有力選手との練習が組みづらいのが実情だ。
小山田コーチは「各国の情報を収集して考えていきたい。難しい問題」と話した。中国選手団はヨルダンから帰国せず、5月に世界最終予選が実施されるパリに移動する予定だという。
当初、中国の武漢で予定していたアジア・オセアニア予選は開催地を変更して実施したが、選手の不安は消えそうにない。(共同)