女子フライ級準決勝の試合途中で相手が棄権し決勝進出を決めた並木月海=アンマン(共同) ボクシングの東京五輪アジア・オセアニア予選は10日、アンマンで準決勝が行われ、日本女子初の五輪出場を決めたフェザー級の入江聖奈(日体大)、フライ級の並木月海(自衛隊)がともに11日の決勝に進んだ。
入江は韓国選手に5-0の判定勝ち。台湾選手と対戦した並木は、試合途中の相手の棄権により勝ち上がった。
東京五輪で日本女子の開催国枠は2階級。入江、並木が自力で獲得したため、他の3階級は5月の世界最終予選(パリ)で獲得を目指す見込み。(共同)
「突然終わったので(相手の棄権理由は)よく分からないが、相手のパンチを空振りさせてしっかり入ることができていた。優勝して、五輪の金メダルにつなげたい」