女子フェザー級準々決勝でフィリピン選手(手前)に判定勝ちし、五輪出場を決めた入江聖奈。五輪のボクシング女子で日本勢初出場となる=アンマン(共同)
ギャラリーページで見る ボクシングの東京五輪アジア・オセアニア予選は9日、アンマンで行われ、女子フェザー級で19歳の入江聖奈(日体大)、同フライ級で21歳の並木月海(自衛隊)がともに準々決勝で判定勝ちし、五輪出場を決めた。2012年ロンドン大会で採用された五輪のボクシング女子で日本勢初出場となる。
入江は昨年の世界選手権優勝のネスティー・ペテシオ(フィリピン)を4-1の判定で破り、並木はタイ選手に5-0の判定勝ち。女子はお笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと山崎静代さんが目指したことでも注目された。
出場枠5の男子ウエルター級の岡沢セオン(鹿児島県体協)は5位決定トーナメントの初戦でタイ選手に4-0で判定勝ち。11日の5位決定戦で勝てば、五輪出場が決まる。(共同)
「ほっとした気持ちが一番大きい。五輪に出ることが最大の目標ではない。金メダルを取ることが最大の目標。残りの試合もしっかり勝って、五輪につなげたい」
「今まで勝った試合の中で一番うれしい。世界女王に勝って決めることができて最高。日本の皆さんに応援を頂いたおかげです。東京五輪では絶対に金メダルを取りたい」