3回、モンゴル選手(左)を攻める並木月海。判定勝ちで準々決勝進出を決めた=アンマン(共同)
ギャラリーページで見る ボクシングの東京五輪アジア・オセアニア予選は7日、アンマンで行われ、女子フライ級で昨年の世界選手権ベスト8の並木月海(自衛隊)がモンゴル選手を5-0の判定で下した。
日本女子のエース格、21歳の並木が緊張する初戦を無難に乗り切った。153センチと小柄なサウスポーは荒っぽいモンゴル選手を翻弄。的確にワンツーを当てて隙を見せなかった。
キックボクサーの那須川天心と幼なじみで、幼少のころから空手などに励んだ。2018年には世界選手権で銅メダルも獲得した。準々決勝に向け「五輪の懸かる試合でどこの国も気合が違う。しっかり勝って、次(五輪)につなげたい」と、あどけなさが残る表情を引き締めた。(共同)
「勝てたのでほっとしているが、動きは全然駄目だった。次の試合は五輪の枠が懸かる。しっかり勝ちたい」