■■掲載えとき■■
3日に田中(前列右)はタイで世界戦に初挑戦(同左はCPフレッシュマート)。前日計量もパスした(三迫ジム提供) プロボクシングのWBA世界ミニマム級タイトルマッチの前日計量が2日、タイ・バンコクで行われ、挑戦者で同級10位の田中教仁(35)=三迫=と同級スーパー王者のノックアウト・CPフレッシュマート(29)=タイ=はともにリミットの47・6キロでクリアした。
世界初挑戦の田中は計量終了後に車で約3時間かけて試合会場があるナコンサワン入り。バンコクは気温が約33度だったが、ナコンサワンは約37度。屋外のリングで行われる3日の試合時は、約38度が予想されている。
「確かに暑いが、どっちみち暑いのは変わらない。勝つイメージだけして、明日は必ずそのイメージどおりにぶっ倒したい」
2月26日からバンコクに滞在し、新型コロナウイルス感染の検査を受けさせられたりはしたが、1日に体重がリミットに到達。調整は順調だ。
日本男子選手のタイでの日本ボクシングコミッション(JBC)公認世界戦は24敗1分けと未勝利。3日は歴史的な勝利を目指す。