テレビ朝日が昼の番組を再構築することが1日、分かった。女優、黒柳徹子(86)が司会を務める長寿番組「徹子の部屋」(月~金曜正午)は30日から午後1時スタートになり、なじみ深い時間帯に原点回帰。1部と2部で分かれて放送されていた「大下容子ワイド!スクランブル」は午前10時25分から続けての放送になる。
「ワイド!スクランブル」は30日から2部が6年ぶりに正午スタートにリニューアルし、1部と2部を合わせて2時間35分番組にパワーアップ。1996年4月にスタートした同番組は、ニュースを深く掘り下げて伝えることから長年視聴者に親しまれているが、放送枠の移行で昼帯視聴率戦争の勝負に出る。MCの大下容子アナウンサー(49)は「今までと同じ気持ちでいます」と気負いはない。改編に伴い、同番組後の「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」(月~金曜後1・40)は10分繰り上げた午後1時半から放送されることも決まった。