トットナムの補強候補にマルセイユの酒井宏樹が浮上した。イギリス『ガーディアン』が伝えている。
2016年にハノーバーからマルセイユに加入し、4シーズン目を過ごす酒井。ルディ・ガルシア前監督の下で主力としてプレーした同選手に対して、昨夏には昨シーズンのチャンピオンズリーグファイナリストであるトットナムが獲得に興味を持つと報じられた。
最終的に獲得は見送られたが、どうやらトットナムは引き続き日本人DFに関心を寄せ続けているようだ。マウリシオ・ポチェッティーノ前監督の下でシーズンをスタートさせたトットナムだが、一時ボトムハーフに沈むなど11月に指揮官交代を断行。その後、着任したジョゼ・モウリーニョ監督の下でも波に乗り切れない状況が続き、冬の移籍市場で新指揮官が不満を漏らすディフェンスラインの補強を進めることが予想されている。
優先すべきセンターバックでは、ボーンマスのナタン・アケやウェスト・ハムのイッサ・ディオップがリストアップ。そして、主にセルジュ・オーリエが起用される右サイドバックの候補には、酒井とナポリのエルセイド・ヒサイ、レスター・シティのリカルド・ペレイラがターゲットと考えられている。その他にも、去就が不透明の司令塔クリスティアン・エリクセンの代役として、グレミオのエヴェルトンも獲得候補の1人のようだ。
今シーズン開幕前に就任したアンドレ・ヴィラス=ボアス監督の下でも定位置を確保し、安定したプレーでマルセイユの上位進出に貢献する酒井は、どのような将来を選ぶことになるのだろうか。(Goal.com)
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