宝塚歌劇団雪組トップスター、望海風斗(のぞみ・ふうと)が主演するミュージカル「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」が1日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した(2月3日まで)。
同作は1984年に公開されたセルジオ・レオーネ監督によるギャング映画を世界初ミュージカル化。ロバート・デ・ニーロ(76)が演じた貧しいユダヤ系移民二世の主人公・ヌードルスを演じた。
公演前、望海は「(脚本・演出の)小池(修一郎)先生もこの作品が好きと伺っていたので、いつかやるんじゃないかと思っていました。その時はぜひ出演したいと思っていたので、うれしかったです」と大作に気合をみなぎらせていた。
2020年の大劇場幕開け公演。「毎年思うのはどんなことも挑戦していくのは忘れずにしたいなと思うのですが、宝塚の伝統もきちんと振り返りつつ、今求められているものにもチャレンジしていく。その2つがうまく両立できたら」と新年の意気込みを話した。
劇中では男役の朝美絢(あさみ・じゅん)が娘役に挑戦する場面もあり、観客を沸かせた。
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