10日(日本時間11日)には、レイズ、レンジャーズの球団幹部のリクエストを受け、筒香の練習見学会が開催された。もともと打撃力には高い評価を与えていたため、主な目的は外野に加え、一塁と三塁の内野守備をチェックすること。ウルフ氏は「(視察した球団の)監督は、ツツゴウが正当な三塁手のオプションになると感じたようだ。チームがプレーしてほしいと希望する守備位置の全てに挑戦する気持ちに感心していた」と明かした。
練習はメジャー通算227本塁打で5年連続オールスター選出、三塁手として7年連続でゴールドグラブ賞に輝いているノーラン・アレナド内野手(28)=ロッキーズ=と行った。代理人事務所が同じという縁で実現。練習施設も提供したアレナドは筒香のスイングを見て、「あの打撃は通用する」と太鼓判を押したという。
「今週末、来週の頭には決まると思う」とウルフ氏。各球団のアピールは終わりを迎えつつある。あとは、筒香が身にまとうユニホームを決めるだけだ。
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