巨人・小林誠司捕手(30)が9日、東京・大手町の球団事務所でチーム最後の契約交渉し、4000万円アップの年俸1億円で更改した。
「リーグ優勝できましたけど、日本一にはなれず、自分個人としても92試合で終わってしまったということはすごい悔しいですし、まだまだ自分の力が足りないなと実感しました」
今季は炭谷の加入もあり、大城と捕手は3人が併用となった。そのため、4年ぶりの100試合未満となる92試合の出場にとどまり、打率・244、2本塁打、19打点。それでも盗塁阻止率・419は12球団トップで、4年連続リーグトップの記録し、守備面で大きく貢献した。
プロ7年目シーズンで大台に到達し、「ぼくがまさかそこまでいけるとは思っていなかったので、素直にうれしいですね」と笑みを浮かべた小林。使い道について聞かれると「まだ先の人生は長いので貯金したいです」と明かした。
来季は再び100試合以上の出場を掲げる。「守備だけではなく、打つ方ではまだまだ足りてないですし、日本一になるためには自分もチームの先頭に立って引っ張っていきたいという思いを強く持って、やっていかないといけない」。レギュラー争いを制し、扇の要を守る。
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