2020年東京五輪の聖火リレーで、東京都内の市区町村が選んだランナーの全容が7日、大会関係者への取材で分かった。墨田区は大相撲の横綱白鵬(34)、目黒区はプロ野球巨人の原辰徳監督(61)、府中市はラグビー日本代表のリーチ・マイケル(31)=東芝=を推薦した。関係機関が最終調整した上で正式に決まり、近く発表される。
東京都での聖火リレーは来年7月10日から開会式当日の24日まで15日間実施。都内の各自治体には4~8人の枠が与えられ、ゆかりのある著名人や一般からの公募でランナーを選定した。芸能人では東村山市で志村けん(69)、中野区で中川翔子(34)、江戸川区で亀梨和也(33)らが入った。
スポーツ界では、八王子市で柔道女子五輪3大会連続出場の中村美里(30)=三井住友海上、三鷹市で昨年引退したバレーボール女子元日本代表の狩野舞子さん(31)らが名を連ねた。冬季パラリンピックのアルペンスキー男子で4大会連続表彰台の森井大輝(39)=トヨタ自動車=ら、パラリンピアンも含まれた。
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