契約更改を終え、背番号3にちなみ色紙に「3連覇、3年連続キング、3かんおう」としたためてポーズをとる西武・山川=埼玉県所沢市の球団事務所 (撮影・中井誠)
ギャラリーページで見る 2年連続でパ・リーグの本塁打王に輝いた西武の山川穂高内野手が5日、埼玉県所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億円増の年俸2億1000万円でサインした。4日に同期入団の同僚、森友哉捕手が2億円で更改しており「森に負けなくて良かった」と笑った。
今季は2年連続で全試合に出場したが、打率2割5分6厘、43本塁打、120打点でいずれも昨季を下回った。8月には不振で4番を外れ「全然駄目。思い描いたとおりにいかなかった」と悔しさをあらわにした。打撃フォームを「100回ぐらい変えた」と試行錯誤し、来季に向け「構えもシンプルに、球を捉えるのもシンプルにいく練習をしたい」と話した。
来季は背番号が33から3に変わる。「重い数字。西武の3番は山川だと、野球を知らない人にも知ってもらえる数字にできれば」と意気込み、目標にリーグ3連覇、3年連続本塁打王、日本一を掲げた。(金額は推定)
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