6月に大河ドラマ「麒麟がくる」の会見に出席した当時の沢尻容疑者。尿鑑定は陰性も、大河への影響は計り知れない 合成麻薬MDMAの所持容疑で女優、沢尻エリカ容疑者(33)が逮捕された事件を受け、沢尻容疑者が出演予定だったNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(来年1月5日スタート、日曜後8・0)の代役選考が最終調整に入ったことが20日、分かった。貫地谷しほり(33)、水川あさみ(36)ら実力派5人前後に絞られ、一両日中に決定する。また、沢尻容疑者の尿から違法薬物の成分が検出されなかったことが判明した。
大河を救う救世主が一両日中に決まる。難航していた代役選びが大詰めを迎えた。
複数の関係者によると、候補者として名を連ねているのが貫地谷、水川、満島ひかり(33)ら今をときめくスター女優で5人前後に絞られたという。
沢尻容疑者が演じた役は、主人公・明智光秀の主君である斎藤道三の娘で、後に織田信長の正妻になる帰蝶(濃姫)。主要キャストの一人で、初回から登場予定だったことに加え、10話まで収録済みとあって相当な量の撮り直しが必要になる。