75キロ級で初戦を突破し、父親で俳優の英和(左)とポーズをとる赤井英五郎=阿久根市総合体育館
ギャラリーページで見る ボクシング男子の東京五輪予選代表選考会を兼ねた全日本選手権が21日、鹿児島県の阿久根市総合体育館で開幕し、俳優の赤井英和の長男、赤井英五郎(赤井組)が東京五輪のミドル級に当たる75キロ級で初戦を突破した。
1回から強烈なラッシュを見舞い相手を棄権に追い込んだ。約半年前に左アキレス腱を断裂。実戦練習はほぼできなかったが見守った父を安心させる勇姿だった。「父は舞台のセリフを覚えるのにぴりぴりしていると思うので、負担をかけないようにしようと思った」と笑った。
元プロボクサーで「浪速のロッキー」と呼ばれた父は「僕よりも素晴らしいセンスがある。五輪に向け一歩一歩歩んでもらいたい」とエールを送った。
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