巨人・山口俊投手(32)が18日、東京・千代田区のパレスホテルで会見し、今オフにポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦すると表明した。球団が同制度の利用を容認するのは初めてで、今村司球団社長(59)は今後も認める可能性を示唆。球団では2021年中にも海外フリーエージェント(FA)権を獲得する菅野智之投手(30)が将来的なメジャー挑戦の意向を示しており、早ければ来オフに同制度を利用する可能性が出てきた。
巨人が大きな転換点を迎えた。これまで認めてこなかったポスティングシステムを利用した米移籍を初めて容認。今村球団社長はメジャー挑戦を表明した山口の会見に同席し、今後についても認める可能性があることを示唆した。
「選手が希望を持つこと、夢を持つことは大事。丁寧に個々に対応しながら、真摯な対応をするしかない」
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