室内練習場で打撃練習を行う坂本勇。前回大会の準決勝で敗れた韓国にリベンジする(撮影・甘利慈) 第2回プレミア12 2次ラウンド(15日、東京D)2次ラウンド(R)の2試合が行われ、韓国(1次R・C組1位)がメキシコ(A組1位)を7-3で破ったことにより、3勝1敗の日本(B組1位)と韓国の2位以内が確定して決勝進出が決まった。日本は試合がなく、神宮外苑の室内練習場で調整。韓国と16日の2次R最終戦で1位通過を懸けて戦い、17日の決勝でも対戦する。坂本勇人内野手(30)=巨人=は韓国に準決勝で敗れた2015年の前回大会の雪辱を誓った。
午後10時半過ぎ。韓国がメキシコを下したことにより、日本と韓国の決勝進出が決まった。その約3時間前。韓国が決勝切符をつかむ前から、坂本勇(巨人)は「打倒・韓国」に燃えていた。
「いい緊張感かなと思う。(韓国戦は)悔しい思い出がある。強いライバル。そういう気持ちを忘れずにやりたい。何とかリベンジしたい」
2015年の第1回プレミア12の準決勝で、日本は韓国と激突。3-0の九回に4点を奪われ、初代王者をさらわれた。
坂本勇は当時、「2番・遊撃」で先発出場して3打数無安打、犠飛による1打点。悔しさを知る男は今大会序盤こそ不調だったが、13日のメキシコ戦で3安打1打点。復調した状態で、まずは16日の2次R最終戦で韓国と激突する。そして、17日の決勝に臨む。
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