ヤクルト、DeNAで活躍し、今季は母校・早大のコーチを務めた田中浩康氏(37)が来季、DeNAの2軍内野守備走塁コーチに就任することが5日、分かった。現役を退いた2018年以来、2年ぶりの古巣復帰。近日中に発表される。
チームは近年、正二塁手が固定できず、今季はソトが52試合、中井が36試合、石川が22試合に先発出場。守備力が高い25歳の柴田が18試合に先発したものの、二塁手の育成は重要案件だ。
そこで、二塁手としてベストナイン2度、ゴールデングラブ賞を1度受賞した田中氏の手腕が期待される。既に発表されている柳田殖生2軍内野守備走塁コーチ(37)とタッグを組み、主に若手選手を指導。今秋のドラフト1位で獲得した森敬斗内野手(17)=桐蔭学園高=ら将来性豊かな選手は多い。