一塁には今季4番も務めたマルテがいる。来季の契約へ大筋合意に達しているとみられるだけに、一塁だけじゃなく外野も守れるオースティンは補強ポイントに合致する。
球団は今季リーグワースト538得点に終わった貧打解消のため、助っ人野手2人制の実現に向けて動いている。揚塩球団社長は「矢野監督からも補強の意向についても聞いている」と話しており、交渉を本格化させている段階。その中にいる一人がオースティン。今後の動向が注目される。
★虎の助っ人事情
大山の不振に代わり、今季終盤に4番を務めたマルテは来季残留がほぼ確実。セットアッパーとして58試合で防御率1・38を残したジョンソンに対しては複数年を提示し、残留交渉を進めている。CSでは中継ぎとしてフル回転したガルシアは残留が決定的。56試合に登板したドリスは残留前提で交渉を進める。
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