現役時代、1999年の高津監督。同じ背番号22で指揮をとる ヤクルトは31日、高津臣吾新監督(50)の背番号を、今季2軍監督で背にしていた99から22に変更すると発表した。現役時代につけた代名詞の背番号で指揮を執る。
高津監督はヤクルトの1990-2003年、07年、台湾・興農の10年、BCリーグ・新潟の11-12年で背番号22を着用した。選手兼任監督を務めた新潟で同番号は永久欠番になっている。衣笠球団社長兼オーナー代行は「本人が心機一転、現役時代の番号で頑張りたいと。自分の22番を背負ってということじゃないか。本人の希望だから、かなえられる部分は監督を後押ししなければ」と説明した。
指揮官が現役時代の背番号をつける例は巨人・長嶋元監督の3、同・高橋前監督の24、阪神・金本前監督の6、ロッテ・金田元監督の34、同・井口監督の6がある。あわせて蔵本は22から99に、スアレスは70から43に変更されることも発表された。
チームは1日に秋季キャンプ地の松山に移動する。「今年の反省と来年に向けての準備。しっかりとした時間を過ごしたい」と高津監督。秋季キャンプを実りの秋につなげる。
この記事をシェアする