ヤクルトは30日、アルシデス・エスコバー内野手(32)=前ホワイトソックス傘下3A=と来季契約を締結したと発表した。1年契約で年俸80万ドル(約8720万円)プラス出来高払い。
ロイヤルズ時代の15年にワールドシリーズを制覇し、ゴールドグラブ賞も受賞した名遊撃手だ。今季はホ軍3Aでプレーしたが、40人枠での契約を目指して8月にリリースされていた。
メジャーでなければ日本でプレーするという意向を春先からつかみ、視察を重ねていた奥村編成部国際担当部長は「若手との相乗効果があれば」と期待した。通算盗塁数は174。遊撃に加えて三塁も守れ、中軸で起用される可能性もある。
背番号は本人の希望でロ軍時代の2に決まった。球団を通じて「次のキャリアステップとして、新たなチャレンジを非常に楽しみにしている」とコメントした。
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