【ニューヨーク18日(日本時間19日)】米大リーグ、ア・リーグの優勝決定シリーズ(7回戦制)第5戦が行われ、ヤンキース(東地区)がアストロズ(西地区)に4-1で勝ち、2勝3敗とした。一回にアーロン・ヒックス外野手(30)の3ランなどで4点を奪った。第6戦はヒューストンに移動し、19日(同20日午前9時8分試合開始予定)に行われる。
2009年以来、10年ぶりのワールドシリーズ制覇を狙うヤンキースが、息を吹き返した。
「僕らはボールがしっかり見えて、コースに逆らわない打撃をすれば、きちんと得点できる」
胸を張ったのはヒックスだ。1-1の一回1死二、三塁で、右翼ポールを直撃する勝ち越し3ランを放った。
相手先発は今季21勝6敗のバーランダー。1点を先制されて厳しい展開になりかけたが、その裏に先頭のラメーヒューが右中間へ同点ソロ。結局、奪った得点はこの初回の4点のみだったが、不安定な立ち上がりを攻めて勝利につなげた。
第4戦に先発した田中は試合前に軽めのキャッチボールを行い、今後の登板機会に備えた。ナインは試合後、19日(同20日)の第6戦に備え、深夜のチャーター機でヒューストンへ。一昨年の王者を相手に逆境をはね返し、望みをつなぐ。
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