四回には右前打の直後に二盗を決め「5打点&盗塁」をマークした初の日本選手となった。サイクル安打にあとは三塁打としてからは「本当に一打席一打席という感じ」と臨み、今季2度目の快記録はならなかったものの、1点差での勝利に貢献。「求められているところでしっかり仕事をしたい気持ちはあった。ぎりぎりだったけど、勝ててよかった」と明るい表情で振り返った。
今季スタメンでは84試合で3番を務め、4番は初めて。日本球界では3-5番を「クリーンアップ」と称すが、メジャーでは4番だけを指す。塁上の走者をかえす、という意味を実行。主砲の役割で打撃戦を制した。
前半戦で14本塁打を放ったが、後半戦は失速。「ヒットは打てるけど、何で本塁打は打てないのかな」ともどかしさを募らせていた。バットの「軌道のズレ」を感じ「自分のスイングができていない」と繰り返した。「やっぱ打てないと、打席に行くのもいやになりますしね。みんなそうじゃないかな」。思わず悩める胸の内を吐露したこともある。
「ちょっとずつだけどよくなっているなとは思っているし、そう信じたい。後半戦、なかなかいいところがないので取り返せるように」
打者専念で臨んでいるメジャー2年目は、残り19試合。一試合一試合を貴重な経験値に変えて、成長を目指す。