矢野監督は鳥谷の1軍帯同を明言。最後まで一緒に戦う 2軍には落とさない! 阪神・矢野燿大監督(50)は2日、今季限りでの退団が決まった鳥谷敬内野手(38)を今後も1軍で起用していくことを明かした。3日からはDeNA(横浜)、広島(マツダ)とクライマックスシリーズ(CS)圏内をかけての直接対決6連戦。戦力として、起用する。
あくまでも、戦力だ。残り20試合。鳥谷の力が必要だ。今季限りでの退団が決まっていても、矢野監督は1軍に残すことを言い切った。
「そんなん、当たり前やん」
今季先発は8試合だけ。主に代打で打率・208。打点も本塁打もなく、得点圏では40打席連続適時打なし。球団が鳥谷に対し、来季構想から外し、引退勧告をしたが、指揮官にとって、2軍に降格させるという考えは一切なかった。
「俺はチームも大事やし、トリ(鳥谷)も大事なわけよ。でもどっちを、になった場合には、それは俺は監督という立場として、それ(チーム)を取らないわけにはいかないじゃない?」
もちろん、単に情で動いているわけじゃない。
「でも、トリも使ってやりたいし、トリもそういう思いで戦ってきているのは、俺ももちろん分かっているから」
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