(セ・リーグ、阪神1-4巨人、20回戦、巨人14勝6敗、30日、甲子園)午後10時を過ぎ、鳴り物応援が禁止された甲子園のG党は、必死にオレンジタオルを振り回した。1点リードの九回2死二塁。巨人・丸佳浩外野手(30)が駄目押しの24号2ランをバックスクリーンに突き刺した。
「なんとか1点でも、と思った。結果的にホームランが出てよかった」
降雨の影響で試合開始が1時間遅れた伝統の一戦。一回は右前打で出塁し、二盗に成功し、岡本の左翼線二塁打で生還した。同点の七回2死一、二塁では決勝の右前適時打を放ち、移籍後初の4安打で3打点の大暴れ。チームは3連勝で、優勝へのマジックナンバーは17に減った。
昨季まで広島でリーグ3連覇に貢献したV請負人。巨人の5年ぶりリーグ優勝へ、また一歩前進しても「今まで通りやるべきことをやる、というのは変わらない」と最後までクールだった。
結果次第ではマジック消滅の可能性もあった一戦に勝ち、上機嫌の原監督は「きょうは二重丸…。いや、三重丸!」と満面の笑みで丸をたたえた。5連勝の2位・DeNAにも尻尾はつかませない。 (谷川直之)
「よかったです。また頑張ります」
「もう少しストライクを取れるようにならないと。(初の甲子園登板は)すごかった。他の球場とは違う。次はしっかりこの球場で勝ちたい」