(パ・リーグ、楽天4-5ロッテ=延長十回、24回戦、ロッテ13勝9敗2分、29日、楽天生命)美しい放物線を描いた打球が、バックスクリーンに消えた。ロッテ・井上晴哉内野手(30)が4-4の延長十回、3ボールからの直球を狙い、決勝の23号ソロに変えた。
「割り切って、迷いなく振れた。最高でした」
練習の成果が表れている。22日の楽天戦前の早出特打で、フォームの修正を意識しながらロングティー打撃を40分以上行った。同日の試合で15試合ぶりの一発が飛び出すと、そこから7戦4発。昨季マークした自己最多の24本塁打にあと1本と迫ったが、求めるのはチームの白星だ。
仙台遠征中の前夜(28日)は同僚とハマグリなどの海産物を食し、パワーを注入。この日は十回のアーチで、勝率5割復帰に貢献した。楽天と並び、5月21日以来の3位に浮上。3年ぶりのクライマックスシリーズ進出へ向け、4番打者がチームに弾みをつけた。 (浜浦日向)
「しっかりと4番の仕事をしてくれた」