バスケットボール男子で世界ランク48位の日本は25日、さいたまスーパーアリーナで同51位のチュニジアと対戦。終盤、激しく追い上げたが76-78で敗れた。
SF八村塁(ウィザーズ)と主将のPG篠山竜青(川崎)がベンチを外れた日本は、相手の速いパス回しからの攻撃に苦戦。第3クオーターも比江島の3点シュートや馬場雄大のドライブなどで攻めたが引き離され、48-59で終えた。
後半に入って、厳しい守備で相手に24秒オーバーを強いていた日本。第4クオーターに入ると前日同様、徐々に守備からペースをつかむ。竹内譲次、馬場雄大の3点シュートなどで差を詰めると、守備リバウンドを奪った馬場がファストブレーク。パスを受けた安藤誓哉(A東京)がレイアップを決めて58-62とした。
さらに田中の3点シュートや竹内公輔によるリバウンドを押し込んでの得点などで64-66とすると、残り5分で交代直後の渡辺がミドルシュートを決めて同点に。関係者席で観戦していた八村塁が両手を振って観客をあおった。
その後、6点差を付けられたが、渡辺、竹内譲次、比江島のシュートで残り30秒あまりで74-74と、再び同点に。さらに74-76とされた残り9.7秒からの攻撃で、相手のファウルを受けた渡辺がFTを2本とも決めて76-76。だが残り5.9秒からの攻撃でチュニジアがシュートを決めて試合を終えた。
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