(セ・リーグ、阪神-中日、1日、甲子園)阪神・藤浪晋太郎投手(25)が先発投手として今季初登板し、4回1/3、102球を投げ、4安打6四球2死球で1失点。試合は五回を終え1-1で、藤浪に勝ち負けはつかない。
藤浪は一回、先頭の平田にいきなり四球で歩かせたが、続く大島を一ゴロ、アルモンテを見逃し三振に切って取る。ビシエド、阿部に連続四球を与えて2死満塁のピンチを招くが、堂上を空振り三振に仕留め、36球を費やしながらもこの回を0点に抑えた。
二回も藤浪は先頭の京田に四球、続く木下拓に左腕への死球を与えながら、ロメロのバント失敗による三振、平田の一飛で2死とすると、続く大島の一二塁間へのゴロ性の打球が一走・木下拓に当たり(記録は安打)、この回も無失点で切り抜けた。
藤浪は三回先頭のアルモンテに一、二塁間を破る安打を許したが、ビシエドを左飛、阿部にはフェンス際まで運ばれながらも中飛に打ち取った。この際、一走のビシエドが二塁に進むが、離塁が早く、アピールプレイでチェンジとなる。
四回は一死から京田に二塁内野安打を許し、続く木下拓にはまたも左腕への死球。ロメロの犠打で2死二、三塁とされたが、平田を二飛に切って取り窮地を脱した。
ここまで毎回走者を出しながらも無失点に抑えていた藤浪だったが五回、先頭の大島に四球を与えると、アルモンテの中前打で無死一、三塁のピンチ。続くビシエドを泳がせながらも左犠飛を打ち上げられ、先制点を奪われる。藤浪は続く阿部を歩かせたところで降板、2番手の守屋にマウンドを譲った。
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