1971年放送のフジテレビ系特撮ドラマ「ミラーマン」に主演し、今年6月13日に大腸がんからの多臓器転移で亡くなった俳優、石田信之さん(享年68)を偲ぶ会が8月3日に東京・芝公園の東京タワーメディアセンター内スタジオヴィーナスで営まれることが27日、分かった。
東京タワーは故郷、秋田から上京した石田さんが「テレビでテッペンを目指したい」と芸能界での活躍を誓った思い出の地。当日はミラーマンのマスクや台本、グッズなど希少な品が展示される。
また、石田さんが原作を手掛けた朗読劇「遠き夏の日」(東京・中目黒キンケロ・シアター、9月20~22日)で、上演前に歌唱予定だった「満点の星」が偲ぶ会のBGMで流れる予定。関係者によると、石田さんは病床で同曲の練習をしていたという。故人は2014年にがんを公表。15年にがんが再発し、余命20~30カ月と宣告されていた。
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