テニス・ウィンブルドン選手権第2日(2日、オールイングランド・クラブ)男子シングルス1回戦で、第8シードで世界ランキング7位の錦織圭(29)=日清食品=が、同113位のチアゴ・モンテイロ(25)=ブラジル=を6-4、7-6、6-4で下し、8年連続で2回戦に進出した。
昨年初めて8強入りした錦織は、右上腕を痛めて今大会と同じ芝コートの前哨戦を回避。ぶっつけ本番となったが、芝への適応に自信を見せていた。
予選を勝ち上がっての本戦進出で、サウスポーから繰り出すサービスを得意とするモンテイロとは初対決だった。第1セットの第5ゲーム、錦織はドロップショット、2本のリターンエースで追い詰め先にブレークに成功。その後は確実にサービスをキープし、34分でこのセットを先取した。
第2セットの第5ゲーム、錦織は0-40からジュースに持ち込むと、2度目のブレークポイントで相手のサービスを破ったが、第10ゲームで初めてブレークを許しタイブレークに突入した。1-3とリードを奪われたが、相手がミスを連発。錦織はセットポイントでドロップショットを決め、6連続ポイントで逆転し2セットを連取した。第3セットは互いにサービスキープの展開が続いたが、錦織が第10ゲームをブレークし、マッチポイントを奪った。
全仏オープンは4回戦までで消耗し、準々決勝では優勝したラファエル・ナダル(33)=スペイン=に完敗。大会中に右腕に炎症が生じ、本格的な練習再開は6月下旬からだが、球足が速く、得意のラリーに持ち込みにくい芝で持っていた苦手意識はもうない。
昨年つかんだ手応えが自信に変わり、今大会前はナダルらとの会場練習では切れのあるショットを連発し、好調ぶりを印象づけた。上位進出には体力を温存して後半戦へ向かえるかどうかが鍵となる。序盤は強敵が少ない。先手必勝で前半戦を乗り切りたいところだ。
【第1セット】
第1ゲーム 錦織0-1モンテイロ モンテイロがキープ
第2ゲーム 錦織1-1モンテイロ 錦織がラブゲームでキープ
第3ゲーム 錦織1-2モンテイロ モンテイロがキープ
第4ゲーム 錦織2-2モンテイロ 錦織がキープ
第5ゲーム 錦織3-2モンテイロ 錦織がブレークに成功
第6ゲーム 錦織4-2モンテイロ 錦織がキープ
第7ゲーム 錦織4-3モンテイロ モンテイロがキープ
第8ゲーム 錦織5-3モンテイロ 錦織がキープ
第9ゲーム 錦織5-4モンテイロ モンテイロがラブゲームでキープ
第10ゲーム 錦織6-4モンテイロ 錦織がキープ
【第2セット】
第1ゲーム 錦織0-1モンテイロ モンテイロがキープ
第2ゲーム 錦織1-1モンテイロ 錦織がキープ
第3ゲーム 錦織1-2モンテイロ モンテイロがラブゲームでキープ
第4ゲーム 錦織2-2モンテイロ 錦織がキープ
第5ゲーム 錦織3-2モンテイロ 錦織がブレークに成功
第6ゲーム 錦織4-2モンテイロ 錦織がキープ
第7ゲーム 錦織4-3モンテイロ モンテイロがキープ
第8ゲーム 錦織5-3モンテイロ 錦織がキープ
第9ゲーム 錦織5-4モンテイロ モンテイロがキープ
第10ゲーム 錦織5-5モンテイロ モンテイロがブレーク
第11ゲーム 錦織5-6モンテイロ モンテイロがキープ
第12ゲーム 錦織6-6モンテイロ 錦織がキープ
Tブレーク 錦織7-6モンテイロ 錦織が7-3で制す
【第3セット】
第1ゲーム 錦織1-0モンテイロ 錦織がキープ
第2ゲーム 錦織1-1モンテイロ モンテイロがキープ
第3ゲーム 錦織2-1モンテイロ 錦織がキープ
第4ゲーム 錦織2-2モンテイロ モンテイロがキープ
第5ゲーム 錦織3-2モンテイロ 錦織がキープ
第6ゲーム 錦織3-3モンテイロ モンテイロがキープ
第7ゲーム 錦織4-3モンテイロ 錦織がラブゲームでキープ
第8ゲーム 錦織4-4モンテイロ モンテイロがラブゲームでキープ
第9ゲーム 錦織5-4モンテイロ 錦織がキープ
第10ゲーム 錦織6-4モンテイロ 錦織がブレーク