落語家、三遊亭金馬(90)が来秋、次男で落語家の三遊亭金時(56)に「金馬」の名跡を譲り、自身は「金翁」を名乗る予定であることが24日、分かった。金時は五代目金馬を襲名する。
サンケイスポーツの取材に金時は「2週間前に父から『金馬になるか?』と言われまして。卒寿になった父の肩の荷を降ろしてやるのも親孝行」と昨夏、体調を崩した父の名を継ぐことを決断した。
金馬は「活発に動き回れないので、金馬の名前は譲って、自分は隠居名で活動したい」と言い、金時も「大きな名前に負けず頑張りたい。来年の襲名興行を父と華やかに務めたい」と話した。
この記事をシェアする