9日のエルサルバドル戦でA代表デビューを果たした久保(左)(撮影・土谷創造) キリンチャレンジ杯(9日、日本2-0エルサルバドル、ひとめS)9日のキリンチャレンジ杯・エルサルバドル戦で、MF久保建英(18)=FC東京=が史上2番目の若さでA代表デビューを果たした。日本代表で歴代トップの国際Aマッチ通算75得点をマークした釜本邦茂氏(75)は、久保のプレーを大絶賛。各方面に衝撃を与えた久保は11日、南米選手権(14日開幕、ブラジル)に向けて日本を出発する。
見ていて楽しい試合だった。仙台のファンも、MF久保のプレーにワクワクしたのではないか。
攻撃の選手に必要なのは、「ボールを持ったら何かをしてくれるのでは」という期待感だ。初出場ながら久保はドリブルで突破を図ったり、さまざまな種類のパスを出したり、周りを見て数多くの選択肢を持っていた。その動きからは期待を感じた。心配していたフィジカル面も通用していた。
同時に投入されたMF中島との連係もすばらしい。ファウルで止められたが、後半ロスタイムには2人で相手を翻弄。2人とも個で突破を図り、それが無理ならワンツーで崩すなど攻撃のパターンが豊富だった。
この記事をシェアする