東京ドームは野球開催時の収容人数4万6000人。屋内球場で熱中症対策としても効果が期待できる
ギャラリーページで見る 東京五輪が開催される2020年夏の高校野球東東京大会・西東京大会の準決勝、決勝が東京ドームで開催されることが10日、分かった。同五輪は20年7月24日に開幕し、これまでメーン会場だった神宮球場は五輪関係者の待機所などで使用される。近日中に公表される見通しだ。
高校野球も東京五輪シフトに入る。来夏の東東京大会と西東京大会の決勝、準決勝が東京ドームで初開催されることになった。早ければ今週末にも公表される見通しだ。
これまでメーン会場として使用されていた神宮球場は機材置き場となるため、2020年7月6日から9月13日は使用できない。現日本ハム・清宮が早実高1年時の15年夏の西東京大会決勝は2万8000の観衆を集めたほど人気があり、東京都高野連は準決勝、決勝で神宮と同規模以上の会場を想定し、昨年末に東京ドームで開催できるように、要望を出していた。
これまで愛知大会がナゴヤドームで、大阪大会が京セラドームで、福岡大会がヤフオクドームで開催された例もあったが、東京ドームではこれが初の高校野球開催。開会式は7月6日以前に神宮で済ませ、準決勝以前は従来のダイワハウススタジアム八王子や江戸川球場などの他会場で行い、準決勝以降を収容人数4万6000人の東京ドームで開催する。開始時刻や練習時間など具体的なスケジュールは今後、検討される。
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