2017年12月、全日本選手権に向けて練習する宇野と、後方左から山田、樋口両コーチ。長年師事した2人から離れる決断を下した フィギュアスケート男子で2018年平昌冬季五輪銀メダリストの宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=が、5歳のときに名古屋市のグランプリ東海クで競技を始めてから師事してきた樋口美穂子(50)、山田満知子(75)両コーチの下を離れることを3日、自身の公式サイトで明らかにした。
関係者によると、拠点を海外に移すことを視野に今月から海外合宿を行い、国内外で新たなコーチを探すという。宇野は「長年お世話になっていたグランプリ東海を卒業いたしました。今後のことは具体的に決まっておりませんが、直ぐに始まる海外合宿に打ち込み、一歩一歩進んで行きたいと思います」(原文ママ)とコメントした。
3月の世界選手権は4位で、3季ぶりに国際大会の表彰台を逃した。来季に向けては、5回転などジャンプの難度を高めることに意欲をのぞかせていた。
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