(セ・リーグ、ヤクルト7-8広島、9回戦、ヤクルト5勝4敗、28日、神宮)今季最多の16安打で8得点を奪い、ルーズベルトゲーム(最も白熱するとされるスコア8-7の試合)を制した。広島が球団4度目の月間17勝。1994年8月の月間最多記録に王手をかける快勝の立役者となった会沢翼捕手(31)は「連敗しなかったことが良かった」と息をついた。
0-1の二回1死で原のツーシームを捉え、5号同点ソロをたたき込んだ。1点差に追い上げられた八回1死には、マクガフから中越えに6号ソロ。1試合2本塁打は2017年9月3日のヤクルト戦(神宮)以来、自身2度目。今季4試合で打率・500(14打数7安打)と庭にする球場で、また輝いた。
26日に巨人に敗れて連勝は11で止まったが、チームは貯金を「10」に戻し、2位とのゲーム差を2・5に広げた。それでも緒方監督は「一試合一試合、内容のある試合をしていかないといけない」と冷静にうなずいた。 (柏村翔)
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