右手有鉤骨(ゆうこう)の骨折から復帰した日本ハム・清宮幸太郎内野手(20)が28日、ロッテ9回戦(札幌ドーム)に「7番・DH」で先発出場。四回に右中間2点二塁打を放ち、24日の1軍昇格から4試合連続打点をマークした。
患部を骨折した3月3日のオープン戦以来となる本拠地での試合。未来の4番が、北の大地で躍動した。
0-3の4回1死二、三塁で迎えた第2打席。2ストライクと追い込まれてからロッテ先発・涌井の139キロ直球をたたき、右中間を真っ二つに破った。
「前の球が緩いボールだったので、もちろん変化球も頭にありましたけど、真っすぐの可能性も捨てずに待っていました。うまくバットをかぶせられたと思います」と振り返った清宮。昨年3月のオープン戦で一直に倒れて以来となる涌井との対戦は「スコアリングポジションの場面では3割増しの力を発揮してくると聞いていたので、打席前からその準備はしていました」と万全だった。
その後、清水の中前打で三塁に進み、続く中島の一ゴロの間に同点のホームを踏んだ。
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